見積りを試算する

更新:2021/03/24
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見積りを試算する目的
利益をどれだけ見込めるか?を見ることです。

利益とはどうやって出すのか? 単純計算だと(単価×工数)-(原価)となり、この公式に当てはめて算出すると
利益はでるが、かなりざっくりしたものとなる。

プロジェクトが終わり見返したとき、利益はかなりの触れ幅となる。
良いほうに転がればよいが、悪いほうに転がれば何をしてた!と責められることは間違いない。
なので見積りの時点で精度の高い利益計算をする必要がある。

精度の高い利益計算をするために
  • 作業者の決定+その人の開発スキルを考慮し工数を再設定
  • プロジェクト工数
  • リスク(想定外の作業)
作業者の決定+その人の開発スキルを考慮し工数を再設定
作業者を決定することで単価が決定する。開発スピードは人により得意/不得意があるため、
作業内容によって変化するものである。作業スピードが早い人に対してはとくに工数を少なくする
ということはしなくてよい(見積り時の工数のままでよい)が、
スキル不足の人であれば、見積り時の工数のままでは作業が終わらないのは想像できる。
なのである程度の工数をプラスする必要がある。
ではどれだけ時間を加算すればよいかは難しいところではある。自分は1.0~2.5ぐらいまでの倍率を使う

プロジェクト工数 プロジェクト工数とは、開発メンバーとの打ち合わせや、環境構築、お客様とのやり取りやその準備、
プロジェクト管理、見積りなど、生産(プロダクト)に関係の無い作業の時間をいう。
初PLではこの時間を試算に入れずに計算しミスする。
大きなプロジェクトになればなるほどこの工数は増えていくイメージ。

リスク(想定外の作業) 発生するかしないか不明な作業の工数。どんなリスクを考えてどれだけバッファをとっているか
安心してプロジェクトを進めれるかどうか判断で使われるので、リスクなしで試算する場合は
説明が必要となる。
納品後のお客様からの問い合わせの作業、不明確な仕様または軽微な仕様追加対応、考慮漏れなどによる
処理追加など

さて、精度の高い利益計算が出た後これでOKかというと、実はまだチェックされるポイントが残ってます。
  • 無理な開発体制になっていないか?
  • 納期までの期間は余裕があるか?
  • ある人に作業が偏っていないか?PLに作業が集中していないか?
プロジェクトの粗利は30%を目指しますとかいいながらも
人やリスクやプロジェクト作業を加味すると計画の時点で
行かないかもしれない。でもこの作業を行っていないとやってみて
あ~、だめだったと気づくんですよね。

プロジェクトの管理とはなにも始まってから管理ではなく、計画から
時点ですでに入ってます。

リスクもプロジェクト費用も入れてないのであれば、たいていその時点で
爆利じゃないですかね?
いやー、でもそういう作業も考えているよというのですが、じゃぁあなたは
その作業をどれだけ見積もってますか?、どれだけ発生したら危険なのか(30%きるのか)それは
何時間なのかいえますか?
具体的な時間があれば、その時間を目安にして人は行動できます。
あ~まだ大丈夫かなと感覚で動く人は、判断が鈍るんです。そしてよく失敗する。

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